パワースライドドア修理

　数年ぶり（！！）のクルマネタです（備忘録的に掲載するものなので関心のない方はスルーでお願いします。）。
　我が家のノア（AZR60)にはまだまだ現役で頑張ってもらっていますが両側後部のスライドドアにトラブルが発生。いずれもパワースライドドアが途中で止まってしまうものです。
今後運転席側も同じような状況になることを想定して記事掲載しています。もし参考にされる方いらっしゃるようであればあくまでも自己責任でお願いしますm(_ _)m


　運転席側のトラブルの際は、ドアを開閉するワイヤーの被覆層が劣化してはがれてしまい、ワイヤーの通路につまるのが原因でした。この時は被覆をうまく除去できたので現在もそのまま使えています。
　ところがしばらく前に助手席側もドアが固着。出先でのトラブルだったのでとりあえずワイヤーを無理やりはずして手動にしたものの、開扉時にピーピーうるさいので開閉禁止にしていました。
　ネットで調べると部品注文してDIYされている方が結構いるようなので意を決してチャレンジです。

助手席側の部品番号はコレ。運転席側はたぶん別だと思います。

交換する部品はこんな感じ。ほかにビス等が付属します。もちろん説明の類は一切ナシです。

まずは作業空間確保のため、＃15のボックスレンチ使って後部座席を外します。

＋ネジ2本外してドア開閉レバーを撤去します。

内張り下側のドリンクホルダーあたりをもって手前にバキッと引っ張ったのち、上にスライドさせて内張りを撤去。パワーウインドのスイッチにつながるコネクタを外します。





ピンぼけですが内張りを外したところ。
青丸の部品を外します。＋ネジ3本＋2本かな。

スライドドアを後ろから見たところ。赤丸内のボルト2本を外します。そのあと見えませんが窓ガラスのレールを固定している青丸のボルトと矢印の先にあるボルト（一番上のヤツ）を外します。

車内に戻り、青いビニールをはがしたところ。次に右上の部品（プーリー？）を外したのち、左の青丸内のボルトを外します。これで先ほど外側からボルトを外した部品を中に引き込んで外すことができます。ただし窓ガラスのレールがあるのでちょっと手間取りました。
そのあと左下の赤丸内の部品を外します。

上の写真の赤丸の部品を外したところ。ワイヤーを巻いてある部分のケースが割れてます…。
赤丸の部分でドア本体に固定されていました。青丸のビスを外してモーターを外します。プラ部分には金属のスペーサーがかませてありました。
矢印の結束バンドもカットします。

分離したモーターです。あとは新しい部品にモーターを組み付けた後、外した時と逆の順番で他の部品も組み付けていきます。新しい部品についていたピンクのプラ部品は、黒い丸ケースをモーターに取り付け、上の写真の青丸のビスで仮止めしたのち外しました。

部品を組み付けていって黒いワイヤーの先はココ。車体本体後部のテールランプを外した後、ワイヤーが通る部分の上の鉄板を外し、最後部の黒いカバーを外してあります。グレーのワイヤーの端はドア開口部に固定します。

我が家のケースではモーターは無事だったので流用できました（それでも部品代だけで約17000ナリ。）が、WEB情報ではディーラーでモータを含め一式交換だと７万円オーバーとか。
無事復帰したのでまだまだ頑張ってもらわねばなりませぬ（苦笑

コメント 3

うわー、原因究明、部品発注、そして交換・・・素晴らしい!!
お疲れ様でした。
浮いた工賃で何か新しいオプションを!?
by 駅員3 (2017-07-05 07:15) 

おいら、こういうの無理っす。。。
by くまら (2017-07-07 10:11) 

macharun さん、すごい。
製造現場でお仕事されているんですか。
自分がやったら、高速でドアが外れちゃうと思います。

by starwars2015 (2017-07-16 10:03)